英語嫌いな経理パーソンのブログ
勉強だけではわからない経理実務と英語嫌いならではの英語勉強法を発信します!
経理業務

経理業務の基本と実務:経理の役割

株式会社における立ち位置

企業によって様々な組織形態があり、実際にその業務を行っている部署が何という部署であるかは千差万別です。
ただ、経理の役割はすべての企業で大きく変わりはありません。
そこで、まずは株式会社における主な組織とその役割についてご紹介します。

株主総会:株式会社の所有者による、会社の基本事項について判断する最高意思決定機関≒RPGゲームにおける、ゲームをしている本人(プレイヤー)
取締役会:株主総会によって委任された、会社の重要な方針を決める機関≒勇者の国
社長  :取締役会の構成員のことが多い、会社の方針を実行するための責任者≒勇者の国の王様
営業部 :会社の商品を販売するために最前線で走り回る部隊≒勇者パーティー
開発部 :自社の新商品を開発し、新たな需要を生み出す部隊≒武器屋
製造部 :販売のための商品を製造する部隊≒道具屋



経理部 :会社の業績を数値として集計し、経営者の経営判断をサポートする他≒占い師(かなり無理が出てきた。)

というように?、それぞれの部署で役割を持っており、何かが欠けると経営をするにあたり様々な問題が起きることになります。
(武器屋がなければ、全体のレベルを大きく上げないとゲームクリアは難しいですよね。)
経理部門も、会社の一組織として存在するものとなります。

経理の重要な役割

会社によって実際の部署名は異なるかもしれませんが、経理の重要な役割は下記の通りです。

  1. 各部署から情報を収集し、会計上、税務上問題とならないようにチェック、アドバイスを行う。
  2. 会社の業績を金額として集計し、経営者の経営判断をサポートする。
  3. 取引先、株主のみならず、株主になる可能性のある方々に向けて、法律に則った情報開示を行う。

それぞれの詳細な内容については追って記載していきますが、まずは上記役割を持っていることをご認識いただきたいです。
特に③については知らない方が多いかもしれません。
例えば、株式を上場している企業は年に1回、有価証券報告書という報告書を金融庁に提出しています。
これは全世界どなたでも見ることができ、その企業の業績を知ることができます。
それ以外にも法律に則って開示する必要があるため、経理の役割として重要な業務となります。

実はよく知らなかった人もいるのでは?

普段の生活であったり、仕事をしていて経理と携わる部分とは異なる業務も実は経理社員は行っています。
よく「縁の下の力持ち」という言われ方をしていますが、まさにその通りだと私は思います。
このシリーズでは、さらに具体的な経理の業務内容と私が経験してきた実体験を交えてご紹介していきたいと考えています。

それでは、次回までお待ちください。

ABOUT ME
レイ
I'm an accounting person who doesn't like English. (私は英語が嫌いな経理パーソンだ) この文章すら翻訳サイトを見ないとわからない、英語力ポンコツ経理パーソンのレイです。 このブログは私が最近始めた英語学習(?)法と経理実務経験をご紹介し、経理の仕事に興味を持ってもらうことを目標としています。

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